インドネシア

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◆シンガポールのヘイズ(煙害)は、過去最悪のレベルとなった

以前、シンガポールにいた頃、焦げ臭い空気がうっすらと流れてきて、大気が霧で曇っているようになっているのに驚いたことがあった。ヘイズ(煙害)だった。 焼け焦げた臭いが立ちこめて、ずっと嗅いでいると嗅覚がおかしくなってくる。 インドネシアの焼畑農業で出た煙が、風に乗ってシンガポールに到達しているのだった。風に乗って煙がシンガポールに到達するというのだから、インドネシア側で、相当な面積が焼かれているのは […]

◆インドネシア女性が、いつの間にかこんなお洒落になっていた

インドネシア女性と言えば、普通の人にはイスラムのヒジャブなどをかぶってどこか地味な印象があるように思える。 また、そうでなくても何か野暮ったい感じや素朴な感じがつきまとう。もちろん、今でも素朴でシンプルな美しさを追求する女性もいる。 しかし、時代が変わった。 インドネシア女性も今ではスマートフォンやパソコンを持つようになり、ファーストフードやカフェテリアで、コーヒーを飲みながら友人と談笑するような […]

◆インドネシアのコウモリ食。それくらいなら何とか食べられる?

人間は昔から食べられるものは何でも食べてきたので、食が全世界で似通っているというのは不自然だ。 当然、東南アジアのように昆虫食があってもいいし、アラスカのように生肉を食べて血を飲む食があってもいい。 今はもう世界中の誰も奇異に思わないが、日本のサシミも魚を生で食べるというスタイルに世界は不気味がった時代があるのである。 むしろ、肉は「鳥」「豚」「牛」の3つしかいけないと考えるほうに無理があるし、羊 […]

◆インドネシアがインドネシア人の国というのは大きな誤解だ

インドネシア編 インドネシアはインドネシア人の国だと思っている人がいる。実はとても大きな間違いだ。 インドネシアはインドネシア人のための国ではない。 たとえば、スハルト時代、スハルト一族は稀に見る資本独占に成功して「スハルトは金に狂った男だった」とワヒド元大統領に言わしめた。 一時、インドネシアは「スハルト一族の持ち物」だった。しかし、スハルトが去って、時代は変わった。インドネシアはインドネシア人 […]

◆インドネシア政府が、列車の屋根のただ乗り乗客を一掃作戦

発展途上国では列車の屋根にびっしりと人が「ただ乗り」しているのだが、もちろんそれは違法であるし、危険でもある。 危険だと分かっていても、金がない乗客はそうせざるを得ず、またそういった人たちに対する同情心もあって、厳しく取り締まることはなかった。 それも相互扶助の一貫だったのである。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

アブ・バカル・バシール師。インドネシア・テロの精神的指導者

現在、アジアで安定した政権運営をしているのがインドネシアだが、この国のアキレス腱はイスラム原理主義者が跋扈しているところである。 ユドヨノ大統領はずっと暗殺対象になっているし、国家警察が実行犯を片っ端から逮捕・殺害していっても、その根が潰える様子はほとんどない。