閲覧注意
女性が確実に生命の危機にさらされる瞬間がある。それは、自分勝手で粗暴でどうしようもない男に「別れを告げるとき」だ。男は激高する。許さない。
それでも女性の意思が固いとどうするのか。
すんなりとあきらめるような男であれば自分勝手とは言わない。自分のものにならないのであれば、恫喝したり殴ったりして思いとどまらせ、それでも駄目なら「壊してやる」と考えるのが自分勝手で粗暴な男の特徴だ。
日本を含めて世界中どこの女性でも暴力を振るうボーイフレンドや夫から逃れようとする女性は、死の恐怖にさらされながら逃れる。ブラックアジアでは、こうして殺された女たちの死で満ちている。(ブラックアジア:なぜ悪い男と別れられないのか。ある女性の血みどろの死)
もっとも、付き合っていた女性を殺すのは日頃から暴力をふるっているような男ばかりではない。普通の男も、狂気にとらわれる。
小さな食い違いが積もりに積もって、ほんの些細なことが原因で、関係が決壊することもある。別れを告げられた男の中には、普段はそうでなくても未練や恨みを募らせて深い憎しみの感情を抱き、錯乱して危険なことになることもあるのだ。