閲覧注意
世界を見回すと、特異な埋葬をする世界が結構ある。チベットでは「鳥葬」が今も行われているが、これは「鳥と共に天国に行くため」という理由があるからだ。(ブラックアジア:鳥葬。遺体を鳥に食べさせて、死んだ人は鳥と共に天に昇る)
フィリピンのサガダには「崖葬」というものもある。(ブラックアジア:フィリピン・サガダには「崖葬」という珍しい埋葬方法がある)
インドでは、ご存知の通り「聖なるガンジス」に遺体を流す葬儀も行われている。(ブラックアジア:インドのガンジス川に死体が流れているというのは本当の話だ)
日本では火葬が一般的だが、世界を見ると火葬を嫌う国や宗教も多い。
たとえば、カトリックやプロテスタントを信じる国では「最後の審判で死者は生き返る」とされているので、土葬が強く求められてきた。
火葬にしてしまうと、生き返るための肉体が消失するので「復活できないではないか」と考える。イスラム国家も宗教的な理由で土葬が一般的である。
埋葬の方法はいろんなものがあっていい。世界は多様で考え方も多様だからだ。
ところで、日本ではほとんど話題にならないが、土葬が一般的な国ではしばしば困惑するような問題が起きる。墓場荒らしが出現し、女性の死体を盗んだり、死姦したりする問題だ。