◆処理できないゴミ。途上国の地獄は先進国も無縁ではない

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2018年2月21日、CNNは『ゴミの山崩れ貧困層の住居直撃、17人死亡』として、モザンビークの首都マプトで巨大なゴミの山が崩落して女性や子供たちが被害にあったことを伝えている。

モザンビークはインド洋に面する自然の豊かな国だ。しばしばその海岸線の美しさが強調されるので「アフリカの美しい国」というイメージが強い。

しかし、一方で都市人口は過密し、貧困問題が深刻する中で首都マプトの一角に広大な「ゴミの山」が築き上げられていた。そして、悪臭が漂う中を、最も貧しい人たちがゴミの山を漁って極貧の生活をしていたのだった。

CNNは赤十字の広報担当者の声として、この現状をこのように伝えている。

『もともと安全性の懸念からこの場所からの退去を求められていたが、食べ物などを求めて戻ってきてしまう』『ここで暮らす以外に選択肢がないのだ』

実は、ゴミの山の崩落事件は2017年3月11日にエチオピアの首都アディスアベバでも起きている。この時は100人以上もの人々が亡くなっていた。

都市が過密化し、ゴミは大量に出され、処分できなくなったゴミが一箇所に投擲され、やがてそれが巨大なゴミの山となっていく。途上国ではお馴染みの「地獄の光景」だが、先進国も決して無関係ではない。(鈴木傾城)

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