以前、梅毒にかかっているにもかかわらず、それを治療しないで日本中を転々と出稼ぎして梅毒を広めていた風俗嬢がいるのを記事にしたことがある。(梅毒にかかっても治療せず、日本中を這い回って拡散していた風俗嬢)
この女性は同僚の風俗嬢にSNSで告発されて大きな非難を浴びることになった。
それもそうだ。彼女が梅毒を顧客にうつしていると、その顧客は同じ風俗店の別の女性を指名する可能性が高いので、すぐに同店内で広がってしまうからである。
風俗を利用する男たちは、女性を変えても店をあまり変えたがらない。
「この店は安心できる」とか「この店に所属している女性は自分の興味の範囲にある」というのが分かったら、違う店で冒険するメリットがないからだ。信頼できる店で、違う女性を選ぶのがだいたいの男たちの習性だ。
だから、風俗店の女性のひとりが梅毒であったりすると、それが別の女性に拡散する確率が非常に高く、同僚が性病にかかっているのに放置して客を取っているともなると、大きなリスクを感じて性病の同僚を批判することになる。
店側も「ここの店で性病が広がった」とも噂されると経営に響くので、梅毒のキャストがいることが発覚したら、女性には接客をさせないようにする。
この点に関しては、おざなりな店もあるので全店が良心的な対応をしているわけではないが、大半は女性に接客を中止させ、治療するように促す。
そのため、梅毒の風俗嬢は店に長くいることができず、自らの身体のためにも店を休むか辞めるかして治療に専念する。しかし、まれに自身の性病にも無頓着で、まわりに感染させることにも無頓着で、店や他のキャストに迷惑をかけることにも無頓着な女性がいる。
最近、再びある地区で「梅毒にかかっているのを知りながら鬼出勤を続け、それがバレたら他店に移ってビジネスをして梅毒を広めている」という女性がいることが発覚して大騒ぎになっている。