ブラックアジア「売春地帯をさまよい歩いた日々」のカンボジア編では、貧困にまみれたカンボジアの大地の中で、売春地帯をさまよい歩いてきていました。
このカンボジアの底なしの貧困は、ポルポト政権が引き起こしたものです。
カンボジアをさまよい歩きながら、このポルポト政権は、いったいどこから出てきたのかという部分に非常に関心を持ちました。そのときに、まとめた文章がこちらです。
再度、復刻します。
ポルポト政権はいかにして誕生したのか?
01. セキュリティ21の囚人408号
02. 地獄の黙示録
03. 時代を泳いでいたポル・ポト
04. サロト・ソーの時代
05. ジュネーブ協定
06. 粛清のDNA
07. 危険なグループの台頭
08. ジャングルに集結した左派
09. 革命の始まり
10. サムロートの反乱
11. 対岸ベトナムの地獄
12. 極左主義者と少数民族の融合
13. 殺した敵の内臓を食う兵士
14. そしてシハヌークは追放された
15. カンボジア、火の海になる
16. 殺し合い、潰し合い、同盟、陰謀
17. カンボジア共産党の歴史
18. カンボジアの近代史に登場した政党
19. 血塗られたカンボジア現代史の年表
旧ダークネスにあったものですが、ブラックアジアに復刻しておきました。ポルポト政権が誕生するまでの経緯を書いたものですが、関心のある方(いないと思いますが……)は、こちらよりどうぞ。昔はこのようなものを喜んで書いていました。
【鈴木傾城】
昨年、初めてカンボジアを訪れ、S21やチュンエクを訪れました。
想像を絶する苦痛。
どうしたらそのような拷問が思いつくのか。、
もし自分が当時のカンボジア国民だったかと思うと、気が触れそうです。
タイ、ベトナムが好きな自分にとって、同胞を殺戮したポルポトの狂気はどこからやってきたのか、興味を持っていました。
black asiaの読書となり、一年弱ですが、ようやくこの記事に辿り着くことができました。
まるで探していた宝を発見したような間隔です。
主な情報源はWikipediaですが、傾城様の記事を拝見することで、さらに見識を深めることができ、嬉しい限りです。
ガウ
記事とても面白く読ませて頂きました。
現在ベトナム在住なのでベトナムとカンボジアの歴史には非常に興味がありました。次の休みにカンボジアに旅行する予定です。
ポルポトがなぜ原始共産主義になっていったのか、また普段は温和で知られるカンボジアの人々が何故あんなにも悲惨な殺戮を行ったのか疑問でしたが傾城様の記事を読んで非常に腑に落ちました。
しかしキリングフィールドを訪れるのはなかなか勇気がいりそうです。
傾城様の記事は自分の感性とも不思議と一致しており、当方女ですが大変面白く読ませて頂いています。
あなたの類まれな経験、特に女性の私では経験が不可能な体験が書かれていて、まるで違う人生を追体験しているようです。応援していますね。
minpi manis