◆歌舞伎町で丸まって座り込んでいるトー横キッズの少女を見て思い出したこと

◆歌舞伎町で丸まって座り込んでいるトー横キッズの少女を見て思い出したこと

ちょうど一週間ほど前、久しぶりに新宿・歌舞伎町に足を運ぶ機会があった。大久保公園付近に若い女性がストリート売春をやっているのかどうかを確認しに行ったのだが、まだ夕方で人通りが多かったせいか、まったく誰も立っていなかった。

大久保公園の外れの十字路のところに自動販売機があるのだが、その自動販売機の横では女性ホームレスとしてYouTubeでもよく取り上げられている女性がこの日もいた。見知らぬ男が彼女に声をかけていたのだが、けっこう長く話し込んでいる。

そういうのを見ながら、私は大久保病院の脇を歩いてシネシティまで向かう。そうすると、東宝ビル側の入口あたりに、いつものごとく未成年の男女が座り込んでいるのが目に入った。

女の子は寒さの中で丸まって座り込んでいる。そして、その女の子の隣に20代になるかならないかくらいの妙な服装をした男がまわりじゅうにコンビニのゴミを散乱させながら酒を煽っている。

夏だろうが冬だろうが、数年前からここには二十歳に満たない未成年の男女が昼間から集まって、だらしなく地面に座り込み、ゴミを撒き散らしながら他愛なく談笑したりするようになった。

マスコミは彼らは「トー横キッズ」と呼んで、たまにテレビで取り上げるようになったのだが、彼らは未成年ながらアルコールを回し飲みし、ドラッグを決めてふらふらになっていることが多い。

いつの時代でもそうだが、未成年で髪を金髪に染め、アルコールを飲み、タバコを吸い、ドラッグで酩酊し、タトゥーを入れている少年は、同じ世代の少女からは「かっこいい」と思われる。

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