◆売春島。インドネシア領バタムにハイエナが来ない理由とは

◆売春島。インドネシア領バタムにハイエナが来ない理由とは

シンガポールから船で30分から40分ほどの距離に、その「売春島」がある。中国語で書くと「巴淡島」。

日本語で巴は「は」、淡は「たん」と読むので無理すれば「はたん(HATAN」』とも読めないことはない。 実際にはバタム(BATAM)なので、なかなか近いと思う。

中国人が語呂合わせで作ったような、この「巴淡島」という漢字が好きだ。巴(ともえ)は波頭(なみがしら)をイメージ化したものを指している。淡(あわ)は淡路島の淡(あわ)である。

波頭が崩れて泡が立つ。そんな海にある島というイメージがこの巴淡(BATAM)にある。

バタム島はれっきとしたインドネシア領で、中国人とは何も関係ない。

華人(ノンプリ)観光客が押し寄せてゴルフやリゾートを楽しんでいたとしても、ここに住む人々はインドネシア人である。人々はインドネシア語を話し、インドネシアの流儀で生活が成り立っている。

多くの人々はムスリムであり、アジャーンがどこかのイスラム教寺院から鳴り響いているのが聞こえる。

適当な食堂に入ってフライド・ライスを頼むと、出てくるのは中国風の什景炒飯ではなく、インドネシア風のナシ・ゴレンだ。

そして、この島の売春女性は100パーセントの確率で……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インドネシア編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・インドネシア編
『ブラックアジア・インドネシア編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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