イタリア映画『ブーベの恋人』とフランス映画『素直な悪女』は、若い頃に薦めてくれる人がいて、いつか観ると約束しながらずっと果たせなかった映画だった。
最近、そのことを思い出して、やっとこの2本の映画を観た。もちろん、これらの映画は私よりもずっと前の世代の人たちが想い出にしている映画だ。
この映画に出ているクラウディア・カルディナーレや、 ブリジッド・バルドーには思い入れどころか、私自身は「名前は知っていても初めて動いている姿を見た」程度だ。
改めて観ると、映画云々よりも、この時代の女優たちの醸し出す雰囲気がとても奔放で、素敵に感じた。