シンガポールでは徐々に売春地帯ゲイランが再開発の波に飲まれて規模を縮小しつつある現状を2014年10月に実際に歩いて紹介した。(ゲイランがどこに向かっているのかを昼間の光景で察した)
ゲイランはまだ活況はある。売春ビジネスの代わりに路上賭博が増えて、シンガポールの闇地区としてそれなりに今も機能している。さらにイン・ハウスの売春ビジネスも残っており、それを目当てにやってくる男たちも多い。
夜になれば、違法なセックス・ドラッグも販売しており、男たちが群がる姿もある。
しかし、こういった闇はすでに当局に捕捉されており、しばしば摘発を受けるようになって、そのたびにゆっくりとゲイランの趨勢が消えていく。
このゲイランと、ブキ・バトック、ユアン・チン・ロードで2015年5月22日から24日に、一斉捜索が行われて89人以上の女性が売春やドラッグ犯罪で逮捕される事件があった。