2015年8月12日、警視庁はひとりの女性を詐欺容疑で逮捕したことを発表している。
「三浦未希恵」という名前の29歳の女性だ。彼女は、男から1560万円もの金を詐欺で盗み取った容疑で逮捕されており、本人もそれを認めている。
犯行が行われていたのは2011年12月から3ヶ月間。
この当時、彼女はデリヘル嬢だったという。デリヘルというのは、男性が自室やホテルで女性を呼んで、性サービスを受けて対価を払う性風俗だ。これが現在の日本の性風俗のメジャーなカテゴリーになっている。
三浦未希恵は東京のデリヘルで働いていたのだが、客として知り合った40代の男性に、次のような嘘を言って1560万円を騙し取ったという。
「父親が親戚にお金を借りているが、障害者になってしまって働けなくなった。とても催促がひどいの。私が代わりに全部返済したい」