日本ではタトゥーがヤクザや暴力団と密接に結びついているので、その嫌悪感は非常に強い。
しかし、世界ではすでにタトゥーは一種の芸術のように捉えられており、日本と世界の意識の差はどんどん広がりつつあるようだ。
実は東南アジアでもタトゥーはそれほど忌避されていない。
タトゥーの入った女性など珍しくないし、もしかしたら売春女性の半数近くはタトゥーが入っているのではないだろうか?
タトゥーと言えば、だいたいがワンポイントのものである。しかしここ最近、背中全面に、仏陀のタトゥーが入ったタイ女性を見て、タトゥー文化がスケールアップしていると感じた。
ワンポイントのタトゥーの次は、いよいよ背中全体をキャンバスに見立てた本格的なタトゥーがタイ女性にも広がっているのかと、時代の流れを感じたものだった。
タトゥー文化は、これから「本格的」に広がって行くはずだ。