メキシコはアメリカの裏庭であるにも関わらず、中進国というよりも貧困国の部類に入る。
2000年代に入ってから、麻薬カルテルが非常に勢力を伸張した結果、狂気の殺戮大陸になってしまって、より混迷の度は深まっている。
しかし、2000年以前は、この国は荒んではいるものの、どこか牧歌的な雰囲気を持った旅するのに適した郷愁に満ちた大陸でもあった。
私は以前のメキシコをよく覚えているし、真夜中の売春地帯で騒ぎ、遊ぶ、あの人懐っこいメキシコ女性にも深い共感を持っている。
メキシコ女性は、東南アジア女性とはまた違う雰囲気を持っている。東南アジア女性特有の優しさは持ち合わせていないが、その場限りの享楽を貪る姿は非常的だ。
しかし、享楽を貪るということは、すなわち後先を考えていないということで、いろんな意味で崩れて行くのは早い。
メキシコの売春女性の特徴は、だらしなさを感じさせる崩れ方でもあると言えるかもしれない。