中国はニセ食品が多発する国である。餃子の具は段ボール、米はプラスチック、油は下水から汲み取った油、鶏肉はドブネズミの肉、子供の粉ミルクはメラミンと、おおよそ人間が考えるレベルを超えたニセ食品が蔓延する。
最近ではコロナワクチンまでもが、ただの食塩水だったりする。(マネーボイス:中国の偽コロナワクチンに気をつけろ。中身は食塩水、日本人は美味しいターゲット=鈴木傾城 )
そんな国だから、ニセ札もニセ証明書も蔓延する。中国がいち早く通貨のデジタル化に移行したのは、人民元の紙幣のニセモノが流通しまくって、もはや手に負えない状況になっていたからでもある。
そんなわけで、ニセ証明書も中国国内では大量に流通している。ニセ札も流通するのだから、ニセ証明書が流通しないわけがない。それが売れるのであれば、中国人の商売人は売る。拝金主義は道徳を超越するので躊躇がない。「騙す方よりも、騙された方が悪い」が中国人なのだ。
日本に中国人が大量流入するようになってから、日本でも公文書偽造が爆発的に増えているのだが、それは「中国の文化」がそのまま日本に入ってきているということでもある。(ダークネス:出回る偽造在留カードに公文書偽造。これを放置すると日本社会は完全劣化する)
この中国では「医師と名乗って活動している者のうち、約1割が無資格」と中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は言うのだが、医師免許を持っている医者でも10人に1人がニセモノなのであれば、安心して手術を受けることすらもできない。
中国人の富裕層が重篤な病気になったら何とかして日本にやってきて日本で医者にかかろうと必死になるのは、自国の医師を信じていないからでもある。中国を賛美する評論家も絶対に中国で医師にかからない。
「時代は中国、中国に行け」と言っていた邱永漢も病気になったら日本に飛んで帰ってきた。あれだけ中国の時代だと言っていた人も、結局は中国を信用していなかったわけでもある。
もちろん、中国でも凄腕の医者も大勢いるだろう。しかし、「当たるも八卦当たらぬも八卦」では安心できないのだ。医師免許もニセモノかもしれないのだから、どうしようもない。