◆コロナ禍でパタヤ最古のゴーゴーバーも閉鎖。思い出す1980年代のエイズ禍

◆コロナ禍でパタヤ最古のゴーゴーバーも閉鎖。思い出す1980年代のエイズ禍

タイは2020年11月まで中国発コロナウイルスをうまく抑え込んでいたのだが、12月に入ってからバンコク近郊の国内最大の海産物市場・マハーチャイ市場で感染者が発生して、一瞬にして数百名の感染者が確認される事態となった。

以後、新規感染者は大きく上下に乱高下しながら全体的に見るとじわじわと拡大している状況になっている。これを受けてタイ政府は2020年12月30日から再び、ほぼすべての事業が閉鎖されることになった。

ショッピングモール、カラオケ店、ライブハウス、マッサージパーラー、ゴーゴーバー、オープンバー、ダンスホール、映画館、学習塾、子供センター、公共プール、イベント、民間保育施設、劇場、ビリヤード・ボーリング・ゲームセンター、マッサージ屋、古式マッサージ屋、美容クリニック、SPA、フィットネスジム……。

バンコク・パタヤ・プーケット・チェンマイ・ダンノック等々の観光街・歓楽街はすべてシャッター通りとなってしまい、街は昼間から閑散としたゴーストタウンのような状態を晒している。

パタヤは今、多くのオープンバーが2020年のコロナ禍で絨毯爆撃でやられたように潰れてしまっているのだが、今月のロックダウンでも息絶え絶えに営業していたバーの多くが生き残れなくなってオーナーが店を畳んでいる。

ファランたちの未確認情報で、「パタヤで最も古いゴーゴーバー」と呼ばれていた『タヒチアン・クイーン』も完全閉鎖した」という噂が飛び交っている。

このバーは1978年にオープンされたバーだったが、2020年のコロナ禍による観光客の激減で財政危機に陥っていた。オーナーは2021年の復活に望みを託して耐えていたものの、12月に再度の感染拡大を見て、閉鎖を決断したということだ。

『42年に渡って売春地帯《Sin City》で営業してきたが、コロナはとうとうタヒチアン・クイーンを殺してしまった。(安らかに眠れ)』

タヒチアン・クイーンさえも生き残れないのだから、他の弱小ゴーゴーバーも生き残れるはずがない。大半のオーナーはもはや営業をあきらめてとっくに撤退している。東南アジア最大の売春地帯《シン・シティ》も風前の灯火となった。

こうした騒動の中、私が思い出すのは1980年代の時の「災厄」である。あの頃、売春地帯を震え上がらせていた病気がある。それは「AIDS」と呼ばれているものだった。

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