世の中には、言葉にならないが、見ただけで伝わってくるものというものがある。
たとえば、あくびばかりして目がとろんとしていると、相手は疲れているのか眠いのかというのが即座に分かる。泣いていたら悲しいのだと分かる。腕を組んで落ち着かない風だったら、イライラしているのだと分かる。
言葉で、「眠い」「悲しい」「イライラする」と言わなくても、見ただけでそれが伝わっていく。
言葉になっていないのに、伝わってくるものを「非言語コミュニケーション」というが、一般には「ボディーランゲージ」という言葉で知られている。
このボディーランゲージは、非常に恐ろしいもので、観察しただけで、その人の深層心理のすべてが見えてくるのだという。私たちは「無意識」に何かを思うのだが、ボディーランゲージの研究者は、それを分析して深層心理を読み解く。
プロの手にかかれば、「性的にだらしがない」女性というのも、一発必中でたちどころに分かるのだとも言われている。いったい、どこにそんな特徴が出るのか。