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アルフレッド・ヒッチコックの制作した古いホラー映画『サイコ』は公開されるや否や大反響を巻き起こしたが、この事件にはモデルがいた。「エド・ゲイン」である。
映画『サイコ』を見て、多くの人が、そのモデルとなったエド・ゲインに関心を持った。しかし、彼の「悪魔の所業」を調べると、多くの人がその凄惨さに息を飲んで、「知らなければ良かった」とつぶやいたという。
映画は確かに恐ろしいサスペンスだったが、現実は映画を軽く凌駕していた。人間のおぞましい想像力のあらん限りの悪趣味が、エド・ゲインの事件にあった。
1991年公開の映画『羊たちの沈黙』も大ヒットした映画だが、この映画の殺人者のモデルもまたエド・ゲインである。
この映画には、殺人者が人間の皮をかぶるシーンがある。これこそが、エド・ゲインの「趣味」だった。エド・ゲインは人間の皮を剥ぎ、それをぬいぐるみにして着込んでいた。
女性の皮膚を剥がしてそれを自分が着て、性的興奮を感じていたのだ。何がエド・ゲインをそうさせたのか。それは母親が忌み嫌った「蛇」から始まっていた。