北側の女性は美人が多いという話がよく聞かれる。たとえば日本でも東北の女性、さらには北海道の女性は美しいと言われている。
たとえば、「秋田は美人が多い」というのは、日本人の男の間では知らない者はいない。
日本海側の女性は秋田だけでなく、青森でも北海道でもみんな美人の産地として知られているのだが、「秋田美人」はある意味、ひとつのブランドになっている。
「秋田美人」が美人たらしめているのは、もちろん言うまでもなく「肌の白さ」であると言える。
生粋のアイヌ民族も、その肌の白さは白人並みであるとも言われているが、「肌が白い=美人」という構図は、多くの人々が素直に納得しやすい美の規範である。
東アジアでも、意識的なのか無意識なのかは分からないが、多くの男たちは「肌が白い」女性を美を構成する条件の一つであると認識している。