◆私たちは「死んだら何もなくなる」というのを認めたくない

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私たちは寝ているときには自分が生きているという意識はない。あるいは、気絶しているときは意識がない。意識がないというのは、自分の存在が確かめられないということだ。

意識はどこから来ているのか。私たちの意識は脳が作り出している。分かりやすく言えば、脳が死ねば意識も死ぬ。つまり、自分が自分であることを認識するためには脳が生きていなければならない。

死というのは肉体が活動を停止するということだ。肉体が活動を停止したら、当然のことながら脳も死ぬ。脳が死ねば意識というものは完全に消滅する。

意識が脳が作り出しているのであれば、脳が死ねば、意識を保ったまま他の世界に行くということは、事実上不可能であるということだ。

つまり、死ねば終わりである。「死後の世界」というものは、人間の意識が作り出した妄想で、そんなものはない。

しかし、それが分かっていても、死後の世界があるというのを信じたいのが人間である。

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