現在のヨーロッパの政治家は、フランスでもドイツでもスペインでもオランダでもイギリスでも、自国に「多文化共生」を無理やり押し付けて来た。
しかし、各国で国民側の反発が非常に強いものになっていき、昨今は多文化共生を否定するグループが大きく台頭して、ユーロ圏を揺るがしてきた。
このグローバル化に反対するグループは、自国の文化破壊を危惧する国民たちの圧倒的な支持を受けて伸長し、その勢力はもはや無視できないものとなっている。
彼らは一貫してグローバル化に反対して「多文化共生は失敗だった」と断言、「移民制度にも反対である」と明言している。これはグローバル化に対する挑戦でもある。
そこで、グローバル化を推進するユーロ圏の政治家とグローバル・メディアはこのグループを「極右」「差別主義者」だと呼び捨てて、激しい勢いでメディア攻撃し、その勢力を抑えこもうとしていた。