◆知能指数がいくら高くても、社会的に成功するわけではない

◆知能指数がいくら高くても、社会的に成功するわけではない

マルコム・グラッドウェルの著書『天才!』によると、いくら知能指数が良くても、社会的に成功できなかった天才は山ほどいるという。

730人のIQ(知能指数)の高い天才の記録を調べた結果、天才であってもその後の人生は3つのグループに分かれた。

(A)社会的に成功しているグループ。
(B)まずまずうまくやっているグループ。
(C)社会的に成功できていないグループ。

私たちはIQの高い人間は全員がその知能ゆえに、世の中の真理を見極め、うまく立ち回り、またはその知能でまわりの人間たちに畏怖を起こさせて、社会的に大成功をつかみ取れると漠然と思う。

もちろん、天才と呼ばれるほど知能の高い人間の多くは、性格に問題を抱えながらも、高い地位や金銭的な成功に恵まれていることが多い。

ところが、全体の20%の割合で、知能指数が高くても失意のどん底にあるグループがある。

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