「世界最強のドワーフ」と呼ばれる男がいる。デンマーク出身で、現在はアメリカ・フロリダに住んでいるアントン・クラフトという男である。
ドワーフというのは「小人症」を指す欧米の言葉だが、アントン・クラフトという男は身長が120センチしかない。しかし、彼はウェイト・リフティングの選手であり、ベンチプレスで228.6キロを持ち上げることができる男だ。
彼の体重は約57キロなので、体重の4倍を持ち上げることができるということになる。
これはウェイト・リフティングの世界でも類を見ないことであると言われており、だからこそ彼は「世界最強のドワーフ」なのである。
身体にタトゥーを入れて、見た目も精悍だ。現在52歳。彼はこのままトレーニングを続けると心臓発作のリスクが高まると医師に言われているのだが、それでもトレーニングを止めるという選択肢はないと言う。
「俺は世界最強でありたいからだ」
そんなアントン・クラフトが、現在、挑戦しようとしているのが結婚だ。