2015年8月7日、バングラデシュの首都ダッカで、イスラム教に懐疑的な見方をしていたブロガーが自宅でイスラム原理主義者に襲われて殺された。
インドから分離独立したパキスタンとバングラデシュは、その歴史的な背景もあって、非常に原理的なイスラム主義者が多い国であることで知られている。
イスラムの教義に反していると思えば、家族ですらもイスラム法で殺害する。家族の命よりも、イスラムが優先なのである。
彼らはそれほど強い宗教心を持っており、ある人にはそれが自由よりも、平等よりも、経済力よりも、優先される。(平和と平等が世界の常識だと盲信しているのは日本人だけだ )
だから、イスラムに懐疑的な人間や、イスラムを公然と批判するような人間は、殺しても問題ないという発想になる。イスラムが正しいという「唯一絶対の信念」がそこにあるということができる。