タジキスタンは1991年に旧ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)から独立してすぐに内戦が勃発し、2000年に入ってやっと平和を取り戻すことができた。
しかし、その後も貧しいままで、ソ連から独立した国の中でも最貧国のまま今に至っている。
タジキスタンの首都はドゥシャンベだが、経済成長しているのはこの首都圏だけで、地方のほとんどは貧困に堕ちたままで、極貧の中、農業で細々と暮らしている。
タジキスタンは、国土のほとんどがまったく何もない荒野か、もしくは険しい山岳地帯であり、産業らしい産業もほとんどない。インフラも整備されておらず、地方の国民は今も水道さえない暮らしをしている。
そのため、この国の男たちは多くがロシアや中東諸国に出稼ぎに行く生活をしている。
問題は、若い女性たちだ。実は、若く美しい女性たちは、極貧の村にくすぶることはない。まったく何もない極貧の地方から、若い女性たちはどんな運命を辿るのだろうか。