イスラム圏の男たちは今も自分たちが「管理」するイスラム女性は、貞淑で、保守的で、恥を知り、夫以外に裸をさらすようなことは絶対にないと思っている。
もし、そうでない女がいるのであれば、それは「忌まわしい売春婦」であり、罰したり、処刑したり、吊したりして懲らしめないといけないと信じている。
実際、アフガニスタン・イラン・サウジアラビアでは女性の貞操を極度なまでに守らせて、それを破った女は死を持って償わせるようなことをしている。
イスラム国家が自分たちの国の女性をイスラムという戒律で激しく押さえ付け、黒いベールの中に押し込めて隠しているのは、イスラムの戒律がそうだからだ。
しかし、実際には、その前に、彼女たちが実は淫蕩であるというのを知っているからだとも言われている。宗教がどんなに押させ付けても、女性の身体はエロスを隠せない。
その身体は悩ましく、そして生々しく、表側に出てくる。スマートフォンとインターネットによって、イスラムの女性の剥き出しの身体が現れるようになっている。
インドネシアもまた同じく、次から次へと女性たちが自ら自分の身体をさらすようになった。もう、それは奔流のように噴き出し、止まらない。