2016年5月25日、タイのチェンマイで49歳の日本人がDSI(タイ法務省特別犯罪捜査局)に逮捕されている。
パスポートからの情報では、この男は北海道出で名前は「松原輝明」という。
15歳未満の少年たちに猥褻な行為をしたり、少年たちの裸の写真をパソコンに保管したりしていたという。松原輝明は何度もタイに入出国を繰り返してチェンマイのゲストハウスに滞在し、そこで少年たちと一緒にいたようだ。
彼の泊まったゲストハウスは、チェンマイ南部のハイヤ(Hai Ya)通りに面したところにあり、そのゲストハウスの1階103号室に潜んでいた。
逮捕されたのは25日の早朝だったが、松原輝明のアパートには2人の少年がいて彼らも一緒に保護されている。
逮捕に動いたのは現地警察ではなく、DSIと呼ばれる「特別」犯罪捜査局だが、DSIが動いていたということは、松原輝明の正体はすでに割れており、監視されていたということだ。
内偵の中で確実に逮捕に踏み切れると分かった段階で「現行犯逮捕」され、パソコンもスマートフォンも押収されて証拠を押さえられているのでもう逃げられない。