閲覧注意
日本では、女性をなぶり殺しにした害虫のような人間でも法に守られて10年から20年の刑を終えたら何食わぬ顔で表社会(しゃば)に出てきて、名前を変えて自由に暮らし始める。
東京都足立区綾瀬で起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」もそうだった。(ブラックアジア:女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人たちは更生などできない)
酒鬼薔薇事件の犯人も異常な性格はまったく治らないまま出所して、今もどこかで暮らしている。世界は死刑にすらも反対して加害者の人権を守る方向に向かっている。
犯人にも人権があるのかもしれないし、犯人は更生するかも知れない。あるいは冤罪なのかもしれないし、精神的な病気だったのかもしれない。
しかし、犯人がどのように反省したとしても、被害者は絶対に帰ってこない。残された遺族の苦しみや悲しみは元に戻ることはない。悲しみは永遠に続く。
もし、何らかの理由で法が加害者に有利な状況で事が運んだり、そもそも司法や行政がきちんと機能していない社会であったりすると、加害者は犯した罪よりも軽い刑期で表社会に舞い戻る可能性も高い。
途上国ではしばしばそうしたことが起きる。だから、人々は犯罪者に「その場で罪をあがなわさせる」のである。これを「モブ・ジャスティス」と呼ぶ。