閲覧注意
2000年頃、日本のあちこちで、コロンビア人の売春女性が「スペイン人」だとか「ロシア人」だと紹介されて日本のホテル街に出没して売春を持ちかけていた。その頃のことをまだ覚えている人もいるかもしれない。
ちょうどその頃、コロンビアは麻薬のメッカだった。
シンジケートは女性の膣に麻薬を隠して日本に運ばせ、うまくすり抜けられればそのまま夜の街で売春ビジネスに従事させていた。
送り出す女性はコロンビア人の女性だけではなく、パナマの女性なども含まれていた。当時、池袋の北口では黒人が立ちん坊をしていたが、彼女たちの中にはパナマ人も含まれていた。
「日本人にはアメリカから来たと言ってるわ。そういうとお金をいっぱいくれるから。でも、たまに英語ができる日本人もいて困るときもある。そんなときはママはブラジル人でスペイン語を話すと言うわ」
そう言って笑っていたのを今でも思い出す。