◆「死」が重要なのは、それがこの世で唯一絶対の平等だから

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嬴政(えい・せい)という名の男は、紀元前246年に中国戦国時代を制して、それ以後は「始皇帝」と名乗って絶対権力を欲しいがままにして生きた。

万里の長城の建設も、この始皇帝が住民の莫大な犠牲の中で行ったものである。

絶対権力を手に入れた「始皇帝」が極度に恐れているものがあった。それは「死」だった。死んでしまったら手に入れた権力など何の意味もない。

だから、始皇帝は数千人もの家臣に「死なない薬を探し出せ」と命令した。

それで、不老不死の秘薬は見つかったのか。もちろん、見つからなかった。結局、始皇帝はその当時に「聖なる薬」と言われていた水銀を飲んで、わずか49歳で死んでいる。

死を恐れ、死を遠ざけようとした絶対権力者は、結局は死を遠ざけるどころか逆に死を招いて早死にしたのだった。そして、始皇帝の王朝もまた始皇帝の死と共に急激に崩壊していった。

滅び。死……。

絶対権力であろうが何だろうが、すべての存在は「滅び」を避けることができず、「死」から逃れることもできない。それは絶対的な運命である。

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