◆夫が自分の妻をしばしば薬物で無力化し、72人の男にレイプさせていた異様な事件

◆夫が自分の妻をしばしば薬物で無力化し、72人の男にレイプさせていた異様な事件

自分の妻を薬物で意識朦朧の状態にさせて、他の男にレイプさせる。それを10年に渡って繰り返していた男が逮捕された。あまりにも異様で衝撃的な事件だが、そんな事件がフランスで起きていた。

ドミニク・ペリコという男は、妻ジゼル・ペリコを10年近くに渡り、しばしば薬物で無力化し、インターネットを通じて知り合った複数の男を自宅に呼んで、深く酩酊した状態の彼女をレイプさせていた。

警察の調査によると、ジゼルはこの期間中、72人の男にレイプされていたことがわかっている。ドミニクは、自宅で妻を「提供」していた。

事の発端は、このドミニク・ペリコが2020年11月に、地元のスーパーマーケットで女性3人のスカートの中を隠し撮りしていたのを警備員に発見されたことだった。警察は、余罪があるものとみて、この男の自宅のPCを押収したのだが、そのハードドライブに「虐待」と名づけられたフォルダーがあることに気づいた。

警察がそれを調査すると、そこには妻ジゼルに対する性的暴行の写真とビデオが約2万ファイル近く含まれていたのだった。しかも、ドミニク・ペリコはそれをオンラインで愛好家たちと共有していたのだった。

これは警察も驚愕するしかない事態であった。

男の妻ジゼルをレイプしていた72人は、ほぼ容疑者が特定されており、現在50人が逮捕されている。一部の容疑者は死亡していたり、身元が特定できていない。この50人の男は26歳から74歳までの男たちで、職業は軍人、公務員、ジャーナリスト、配達員、刑務官、元警察官、消防士など、多様であった。

事件が明るみになると、フランス国内は騒然となった。

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