久しぶりにアンヘレスの退廃に満ちたバー『トレジャー・アイランド』に行った。中に入ると何人かの顔見知りがいたが、誰にも声をかけず、奥に入ったところの空いている席に適当に座った。
相変わらずこのバーの中は大混雑している。その中にまぎれていると、妙な居心地の良さを感じた。ここはアンヘレスでもっとも堕落した人間が集まる場所であり、だからこそ堕ちてしまった人間には自然と足が向く場所でもある。
ママサンをしている女が私に誰かをあてがおうとやって来たが、私が隣にいた女性と熱心に話をしているうちに、やがてママサンは去った。もっとも、こちらはママサンの執拗な勧誘を避けるために隣の女性と話し込んでいるふりをしており、彼女は彼女で別の男を見つかるまでの暇つぶしでそれに応えていた。
彼女が狙っているのは白人だった。彼女の視線の先は、常に白人がいた。
男にはある種の女にこだわりがあるように、女もある種の男にこだわりを持つ。女性にも意思があるし、好みもある。
そして自分の思い描いている人生を実現してくれる男がいないか、つねに探し求めている。金さえ稼げれば人種にこだわらない女もいるが、とにかく白人一本やりの女もフィリピンには多い。
そして、そんな女たちの需要を満たすだけの白人もフィリピンにはいる。
彼女を見ながら、なぜ彼女が……
(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきた売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア フィリピン編』にて、全文をお読み下さい)
元から彼女の素質がそのようなサービス精神に溢れた人柄だったのでしょうね。
どこかの段階で一生懸命奉仕すると男性が非常に喜んでくれることを発見し、また調教、教育され、技に磨きがかかり、それが彼女本来の性質とマッチし、今の彼女の行動様式に結実したのだと思います。
私は女性に奉仕するのが大好きです。
もう死んじゃうから止めてと言われるまでクリニングスを続けることが好きです。
その行為中、考えていることはその女性を大事に、とても大切に、敬意を持って、感謝を込めて、愛情を持ってただただ続けています。
今までそのように扱われたことがない女性(ほとんど)はそれだけでもう虜になってしまいます。
自分のことは後回し、たとえ自分が果てなかったとしても相手を絶頂に導く事が自分の喜びと思えれば、良好な性的関係が結ばれると思います。
性的関係に限らず相手の気持ちに寄り添って、相手の喜びを自分の喜びと思えればたいていの人間関係はうまくいくと思います。
見返りを求めずとも真心を持って与えればより多くのものが返ってきます。
但し、そういった男女が夜の世界で長くやっていくにはそれを続ける明確な目的意識と妥協の無い強靭な精神力が無いと困難だと思いますが。。。
私ってとてもいやらしいの、フェラチオが大好きなのよ!とちょっと照れつつ言うダイアナさん、何という素直さ。それに、もともと愛他的なお人柄に違いない。確かにそれは白昼堂々、往来のど真ん中で声たからかに宣言できる事ではないけれども、好きで何が悪い。自分でも好きな理由はわからないとのことですが、好きに理由はいらない。好きこそものの上手なれで、男性狂喜悶絶。すばらしい。
かく言う私はその際には魚河岸のマグロのようなもので、そのうえフェラチオなど「めんどくせーな」ですし、もう、この怠惰かつつまらん女っぷり、なんとかならんのかと自分で思いますがこれまた何ともならず・・・。 aurore