◆血まみれのパレスチナ。爆撃で人間が死んでいく光景は永遠に繰り返す

◆血まみれのパレスチナ。爆撃で人間が死んでいく光景は永遠に繰り返す

(イスラエルとパレスチナが荒れているのだが、私自身はもうこの両者の骨肉の争いはあまり関わりたくない。なぜか。イスラエルとパレスチナは数十年も前からずっと同じことを繰り返していて、何をどう書いても完全にデジャブとなっているからだ。歴史は繰り返さないというのだが、イスラエルとパレスチナは短いスパンでずっと闘争を繰り返して永遠のリピート状態である。だから、私はもうイスラエルとパレスチナについては何も語りたくない。これからも、この両者は何も変わらないと思っている。以下は2012年に書いた記事である。今と変わらないことを確認してみて欲しい。鈴木傾城)

イスラエル・パレスチナ情勢が一気に緊迫化している。2012年11月10日〜13日、パレスチナの武装組織であるハマスがイスラエルに向けてロケット弾を100発以上撃って、イスラエル軍兵士が負傷した。

これにイスラエルがガザに向けて空爆で報復攻撃し、住民7人が死亡した。さらに14日にはハマスの軍事部門の幹部であるアハマド・ジャバリ司令官を殺害する。

これを受けて15日、ハマスが報復攻撃でイスラエルをロケット弾を撃ち込んで反撃。イスラエルの住民3人がこの時の着弾で死んでいる。

この時点で、双方合わせて21名が死亡し、多数の負傷者を出すという事態となっている。

実は11月13日の時点でイスラエル・パレスチナ間では停戦合意があったのだが、双方の強硬派が暴走して行動を起こしており、停戦合意はまったく守られなかった。

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