売春地帯というのは狭い一角に無数の女性たちが集まっている場所だ。
東南アジア最大の歓楽街であるタイの、パッポンやナナ、一時期のカンボジアのスワイパー(閉鎖)、あるいはフィリピンのアンヘレスのようなところは、狭いところに女性たちが押し込まれ、数百人から数千人の女性がそこで売春ビジネスに従事している。
しかし、物事は何でも80対20で構成されているという「パレートの法則」に従う傾向が強い。(LAカフェ。男は、売春地帯にいる女性の80%が見えない)
売春地帯もまたその「パレートの法則」が効いているようで、どんなにたくさん女性がいるように見えても、結局その中の20%が非常に飛び抜けて目立ち、よく覚えられる。
そこで、インターネットで誰かが投稿している売春地帯の写真などを見ると、知っている顔がたくさん出てくることになる。
「パレートの法則」は最初は冗談かと思っていた。しかし、この経験則は、案外、世の中の真実を突いている。