欧米では当たり前のように起きていた「昏睡レイプ」だが、インターネットを介して多くの情報が流れるようになってきて、日本でも若者を中心に広がっている。
その際に使われるのが睡眠薬だが、この睡眠薬はレイプ目的で使われるので「レイプ・ドラッグ」という。あるいは、パーティーの時に悪用されるので「パーティー・ドラッグ」とも呼ばれる。
株式会社リクルートホールディングスの社員だった丸田憲司朗《まるた・けんしろう》という31歳の男は、実はこの昏睡レイプの常習犯だったことが割れて逮捕され、余罪が次々と発覚して現在は拘置所の中で10度目の逮捕となっている。
丸田憲司朗は主にマッチングアプリで知り合った女性と食事中に飲み物に睡眠薬を混ぜて意識を失った女性をホテルや自室に連れ込んでレイプするという手口だったのだが、これが次々と成功するので、ついに数年来の女友だちまでこの手口でレイプしていたのだった。
この手の犯罪は一度うまく成功したら何度も繰り返されるのは、他の事件を見ても分かる。(ブラックアジア:300人の男を昏睡レイプした北條隆弘と矢上大助。被害届はたった9名だった)
成功しやすい上に、被害者は意識がないので泣き寝入りしやすいので、丸田憲司朗の犯罪も被害者は他にも相当いるはずだ。
こういう世界に疎い人たちは、丸田憲司朗のような犯罪者がいったいどのように「レイプ・ドラッグ」を手に入れているのか不思議に思うかも知れないが、実のところレイプ・ドラッグになり得る薬は簡単に手に入る。