閲覧注意
2013年2月20日、バンコクのラマティボディ病院で、ある記者会見が行われていた。
それは7歳のときに北部カンペーンペット県で誘拐されて以来、5年に渡って暴行・虐待され続けていたカレン族の少女がどのような状況だったのかを発表するものだった。
彼女は熱湯を浴びせられていたのだが、そのせいで背中がほぼケロイド状態になった。
しかし、そのまま放置されて治療されなかったので、左腕の溶解した皮膚が身体と癒着してしまい、腕を自由に動かすことができなくなってしまっていた。
さらに腕が90度の角度で固定されたまま動かせない。
顔面も、左側面から首にかけて皮膚が垂れ下がり、耳たぶ尖端もなくなってしまっていた。頭部にも暴行を受けて頭部の皮膚が欠損していた。
左足の付け根もケロイドで皮膚が瘤のように膨れ上がり、大腿部も大火傷で皮膚が膝まで垂れ下がるという悲惨な状況になっていた。