アメリカ軍の駐屯する場所には売春地帯が生まれるというのは、別に秘密でも何でもない。タイでもフィリピンでも韓国でも日本でもそうだ。
タイのパッポンやパタヤはそもそもベトナム戦争と共に生まれた歓楽街である。(パッポン。ベトナム戦争が作り上げたアジア最大の歓楽地)
フィリピンのアンヘレスもクラーク基地に駐屯する兵士たちが作り出した売春地帯である。(アンヘレス。米軍基地が発祥の退廃したフィリピン売春地帯)
これは表社会ではタブーで堂々と指摘してはいけないようだが、誰でも知っている事実である。
では、アフガニスタン・イラクではどうだったのか。この場所では売春地帯は生まれていない。
しかし、「米軍のいるところ売春地帯あり」の法則は、死んでいなかった。