フィリピン・タクロバンに超強力な台風が襲いかかって、未だに現地では情報遮断状態になっていて、死体が転がったまま放置されているという。
フィリピンはいつも台風に直撃されているのだが、さすがに現地でもこれほどの被害を受けたことはないというほどの惨状になっている。
台風が引き寄せた高潮は荒れ狂う津波のようになって押し寄せ、すべてをなぎ倒して破壊した。
画像を見ると、浜に近い小さな家は跡形もなく破壊されており、家の中で息を潜めていた人たちがみんな犠牲になって死屍累々の現場になっているのが分かる。
市長夫人も屋根に登って避難、壮絶に破壊された現場を見ながら「これは夢なの?」と泣くしかなかったという。
そこにまた、新たな台風が迫っている。
地球が狂っているというのは、フィリピン人が一番よく理解しているのかもしれない。(文明の終わりは、遠い未来の話ではなかったのかもしれない)