2013年のフィリピンの台風被害は思った以上にひどく、略奪も発生していたり、救援物資の不足から殺人事件が起きる可能性があることが指摘されている。
数千人の遺体は、がれきと共に放置されていたり、いろんなものが腐ったり泥まみれになったりしているので、衛生的にも非常に問題がある。
私たちの想像以上に、フィリピンは大変なことになっている。(フィリピンに襲いかかった超凶悪な台風と、凄惨な現場写真)
ハイチでも、2010年の大地震のあとの混乱から略奪が起きているが、フィリピンがハイチの二の舞にならないとは誰も保証できない。(略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する)
今はまだ現場も混乱し、国際的にも注目を浴びているので、実はまだ救いがある。しかし、貧困国の大災害は、実は誰もが忘れた数ヶ月後から本格的な地獄が始まる。
その地獄は、タイプの違う2つの地獄がある。