閲覧注意
北アフリカを中心として女性器切除がイスラム圏で悪しき伝統として残っている。
これに対しては世界中から女性の権利の侵害であるとか、前近代的であると問題提起されている。しかし、現場ではまったく廃れる様子はなく、「伝統」としてずっと続いている。
それは、共同体と伝統が個人に強いる犠牲なのである。共同体の一員でいるためには、そこから逃れられない。
女性器切除とひとことで言っても、4タイプある。
(1)クリトリスを切除する。
(2)クリトリスと小陰唇を切除する。
(3)クリトリス、小陰唇、大陰唇すべて削除する。
(4)上記以外の、治療を目的としない女性器切除
これらが残虐なのは、麻酔もなく、衛生観念もない現場で行われることだ。恐怖にまみれ、苦痛に絶叫する少女を押さえつけながら、それは行われる。
過去の話ではない。現代の話だ。