◆1月危機。緊急事態宣言でホームレスに落ちる人が増えるのは避けられない

◆1月危機。緊急事態宣言でホームレスに落ちる人が増えるのは避けられない

年末年始は多くの人にとって、一年の締めくくりと新しい年に向けて英気を養う幸せな時間なのだが、誰もが幸せを噛みしめているわけではない。

2020年はコロナ禍で経済がボロボロになったのだ。雇い止めやリストラや給料減で人生最大の危機に陥ってしまった人たちも大勢いる。

こうした景気悪化の中では「景気の調整弁」としての非正規雇用者は真っ先に仕事を失って苦境に落ちることになるのだが、彼らは仕事を失ったからと言ってすぐに新しい仕事が見つかるわけではない。

不景気な時は、「リストラされやすくなる」のと同時に、「新しい仕事が見つけられなくなる」という事態も同時に発生し、さらに仕事が見つけにくい時は「低賃金の仕事を余儀なくされる」という問題も起こる。

・リストラされやすくなる。
・新しい仕事が見つけられなくなる。
・低賃金の仕事を余儀なくされる。

不景気になればなるほど、この三重苦によって多くの人が追い詰められていく。非正規雇用者の中で、186万円未満の「低所得層」は日本には約930万人近くいるのだが、2020年は恐らく低所得者の数はゆうに1000万人を超えてしまっているはずだ。

低賃金の状態で生活が苦しくなり、どんどん貯金も減っていくような生活に入ると、不安と恐怖と焦りで精神的に苦しくなる。前向きな考えは消えていき、毎日がどんよりと曇った気持ちになる。

このような状態になったら、新しいことに取り組むとか、新しいことを覚えるとか、新しい人に会うとか、そのようなバイタリティも消えていき、今の生活を続けることすらもできないほど心身が消耗していく。

所持金がなくなればなくなるほど、実は知能も消えていく。貧困層を指して「なぜ這い上がろうとしないんだ?」という人は何も分かっていない。(ブラックアジア:「お金がない」ということ自体が、知能を低下させる理由

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