私は電子書籍でいくつか小説を書いているのですが、その中のひとつに『スワイパー1999』というものがあります。アマゾンの電子書籍として購入できます。(アマゾン:スワイパー1999 カンボジアの闇にいた女たち)
この小説については、こちらで解説しておりますので、どうぞお読み下さい。(ブラックアジア:小説『スワイパー1999』と、その時代背景の解説について)
実は、この小説を原作とするレディースコミックによるマンガ化の話が裏側で進んでおりました。
今度8月28日に、連載ものの第一弾として雑誌に掲載されます。
雑誌名は『まんがグリム童話』というもので、『アジア売春街の少女たち〜スワイパー1999〜』というタイトルで掲載されるようです(まんがグリム童話2020年10月号から)。
実は、私は「マンガ」にはまったく縁がなく、子供の頃からマンガをまったく読まないで今まで生きてきた人間です。あまりマンガの世界は詳しくありません。有名なマンガもほとんど読んでいません。
それほどマンガ音痴なので、この企画を提案された時に「レディースコミックとしてコミカライズ」と説明されても、そもそも「レディースコミックとは何か?」というところからして分かっていないほど何も知りませんでした。
説明を受けたところによると、レディースコミックというのは官能を書く女性向けのマンガというものらしいのですが、『現在のレディコミは、虐待、売春、セックスレスといった社会の問題提起作品がメインになってきております』ということらしいのです。
アジア売春街の少女たち〜スワイパー1999〜
『まんがグリム童話』という雑誌
ぶんか社の発刊している『まんがグリム童話(毎月29日発売)』という雑誌も、レディースコミックのひとつです。(ウィキペディア:まんがグリム童話)
実際に、どのようなマンガが掲載されているのかというのは、こちらをご覧下さい。
https://www.cmoa.jp/magazine/31/
当初はグリム童話から着想を得たマンガがメインだったようです。そこから次第にテーマが多岐になって、今ではアジア売春まで扱う総合的なレディースコミック誌になっているようで、やや残酷な世界をマンガで表現しているようです。
この中で、『スワイパー1999』の世界が展開されるとのことです。
実際にマンガを描くのは、坂元輝弥さんで若い新鋭の先生です。24ページの内容が5話から6話ほど連載されます(モノクロです)。
それぞれの話は2ヶ月後に単体としてインターネットで購買できるようになり、完結したら、完結版もまたインターネットで購買できるようになります。
レディースコミックなりの独自の世界観
ところで。
掲載されるマンガ『アジア売春街の少女たち〜スワイパー1999〜』は、私の小説が原作となっているのですが、小説には小説なりの表現とストーリーがあるように、マンガにはマンガなりの表現とストーリーがあります。
また、私が小説を書いているときに想定している読者と、レディースコミックの読者はまったく違います。レディースコミックは恐らく読者の99%は女性です(もしかしたら100%かもしれません)。
そうであれば、レディースコミックを読む女性の読者に合わせて、レディースコミックなりの独自の世界観や表現方法があるわけで、それは私の世界観や表現方法とはまったく違ったものであるはずです。
私は女性読者が100%であると想定して何かを書いたことはまったくありませんので、もうそこからして世界が違っていますね。
そのため、このマンガは原作に忠実に描かれるのではなく、私の原作をベースにした編集者とマンガ家の「新たな作品」「違う作品」として接して頂ければと思います。
私自身はネーム(絵コンテ)と言われるものを見ておりますが、最終的にそれがどのようなマンガになるのか、そして自分の小説が今後どのような展開で5話〜6話にまとめられるのか、まったく分かっておりません。
つまり私も、これは自分の小説が原作であるものの、どんなマンガになるのかというのは知らないまま、一読者としてマンガに接するということになります。
レディースコミックというのは本来は女性が読むためのものなので、ブラックアジアの読者が関心を持ってくれるのかどうか分からないのですが、マンガが好きな方がおられましたら、どうぞ鈴木傾城ワールドの「ひとつの展開」として読んでみて下さい。
これを期に、私もマンガを少しずつ読んでみたいと思います。
原作の電子書籍『スワイパー1999 カンボジアの闇にいた女たち』は、以下で手に入れることができます。まだ読んでいない方は、どうぞ読んでみて下さい。カンボジア売春地帯のディープなストーリーが展開しております。私が最も愛着を持っている小説でもあります。
ブラックアジア・カンボジア編
なお、リアルなカンボジア売春地帯の話を読みたい方はこちらをどうぞ。
「まんがグリム童話」ですね、おっさんですがレディースコミックを、ドヤ顔でコンビニで買ってきます
もちろん袋なんて使いません、エロいや、エコなのでそのまま手にもって帰ります
レディコミは、青年漫画の女性版?のような感じなので、漫画好きの男性層も10%ぐらいはいるでしょうか?
コンビニでよく売っていますので、気軽に買えるものよいですね~
10月号からですね、楽しみです♪
ありがとうございます。
この雑誌は29日発売が基本らしいのですが、今月は29日が土曜日なので一日前倒しになったそうです。
一応、原作者の私は1冊もらえることになっているのですが、手に入るのはずっと後なので、私も28日に本屋か電子書籍で手に入れる予定です。
おおーー!! おめでとうございます!!
『まんがグリム童話』知ってますよー
現役嬢だったとき、待機部屋にいつもありました(笑)
山ほど置いてあるレディコミの分厚い雑誌をみんなで読んでたなー。
それまで全くレディコミって読まなかったんですが、バイト先で読むようになって
少女漫画とか生ぬるくって読めなくなりましたよ(笑)
確かに、官能よりも虐待・貧困・嫁いびり(笑)など、センセーショナルな話が多かったなぁ
借金して堕ちてく主婦も鉄板ネタでした。
童話が元ネタのえぐい漫画も多かったです。
スゴい楽しみ! 見ます見ます!!
hachidoriさんも『まんがグリム童話』、ご存知でしたか。
私は話が来るまでまったく知りませんでした。別世界の話でしたね。(笑)
レディコミ、私も一冊手にしたのですが確かにものすごい分厚いのですよね……。
どんな絵柄や展開になるのか、原作者の私も分からないのです。
感想もお聞かせ頂ければ。
拝読! 家族のためを思って出稼ぎに出たつもりが……こういう子って多いんだろうなぁ。
絵柄がサラッとしてるので、えぐい気持ちにならずに読めますね。
マイちゃんて名前になっていたので、ブラックアジア読者としては「おおお」と思いました!!
こちらはスワイパーのお話だけど、いずれインド編とかも読みたいです!!
絵にされたリーパさんが見たい!!
電子書籍で買えるんですよね!
私は威厳ある?オッサンなので家族に見つかったらアレなんでw
電子書籍で買います。
カーンさん、御無沙汰です。
20年前、カンボジアの70stの売春地帯の写真等を送って下さったことを今も覚えています。
その節はありがとうございました。ということは20年のお付き合いですね。
あの悪名高い売春地帯スワイパーがレディースコミックでマンガになるなんて、誰も予想だにしない展開ですよね。当時、スワイパーにいた連中は「おいおい、ちょっと待ってくれよ」と、なるのではないでしょうか。とにかく、堕落の極みでしたからね。人によっては封印したい過去のはずです。
お互い、こっそり買って読みましょう。
スワイパーの写真もあったのですがパソコンを買いかえた時にバックアップとらずにハードディスクを消してパーになりました。泣き崩れました。
データ復旧の会社とかに出したかったのですが、ぜっっっったい人に見せられないエロい写真(男優・自分)が満載で逮捕を恐れて廃棄するしかないです。クラウドもエロい写真を上げたら漏れそうですし、
レディコミは昔ハマってました〜。
しかし傾城さんとレディコミってすごい組み合わせだわ。
私も楽しみにしてます
ありがとうございます。
どんなものになるのか私も楽しみです。
どうぞよろしくお願い致します。
レディコミ化、おめでとうございます!!
いや〜今年の傾城さんおもしろいわ。
ボトム・オブ・ジャパンとレディコミってほんと両極端ですが
どっちも読んでみます。
マンガ好きなのでワクワクです
『ボトム・オブ・ジャパン』は正統派ですが、レディースコミックは異質ですよね。
どちらも読んでみて下さい。
レディコミは貧困や女性への虐待、人身売買に焦点を当てた作品も多く以前漫画を読まない傾城さんが珍しく紹介されてた「親なるもの断崖」もレディコミですよ~!
私は結構レディコミ好きで時々読んでます。
救いの無い性的虐待、貧困に喘ぐ女性の苦しみや悲しみが多く描かれてるレディコミと傾城さんの描く世界は相性が良いと思います。
理由は傾城さんの作品は苦しむ女性を見下したり性的商品としてのみ消費してないから。
もしkindle unlimitedに登録されてるなら、「ストーリーな女たち」で検索すると犯罪や貧困、売春をテーマにしたレディコミがたくさんあります。
「声なきものの唄 瀬戸内の女郎小屋」が私のオススメです(笑)(レディコミはサブスクリプションで読めるものが多いのもありがたい…)
漫画作品楽しみにしてます。
たんさん、ありがとうございます。
「親なるもの断崖」もレディースコミックだったのですか……。
あれはかなり書き込まれたマンガですよね。
スワイパー1999が、あれほどのものになるのかどうかは未知数ですが、果たしてどうなることやら……。
kindle unlimitedは登録していないのですが、紹介ありがとうございます。
来週にでも感想をお聞かせ下されば。
私も漫画大好きです
漫画で育ってきました
テレビも映画も好きです
宝塚も海老蔵も好きです
何でも好きです
グリム楽しみですねー
でもレディコミなので鈴木さんのとは全然違ってるかもですね
それはそれで楽しみに待ってます
金土は母のための用事があるので
月曜に本屋で探して買います
おもしろかったら全巻まとまったところで買います
あらゆる表現のコンテンツを愛しておられるのですね。
お暇があれば、どうぞ探してみて下さい。
全編まとまったら、ブラックアジアでもまた改めて紹介したいと思います。
恐らく全編まとまったものが出るのは来年2月か3月くらいだと思います。
楽しみです。
こちらのBlogも私のような女性読者が多くいそうな気がしますが・・どうなんでしょうか。
Yayaiさん、ありがとうございます。
ブラックアジアはアンダーグラウンド系のハードなサイトなのですが、女性の読者もおられるようです。
読者の性別までは分からないのですが、80%は男性読者だと思います。
早速Kindleで読みました!
青年の傾城さんが登場しておりますね
傾城です。
Kindleで売っていたのですか……。
後で探して購入してみます。
8月号?
8月28日発売の、10月号です。
ありがとうございます。
早速、10月号をKindleで購入しました