◆児童労働。アジアで知り合った子供たちの顔を何人も思い出す

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インドやバングラデシュにいると、いつも付きまとってくるのがストリート・チルドレンだ。

相手をしても、しなくても、ずっと付きまとってきて、カネや食べ物や何でもいいから何か持っているものをねだる。

心優しい人は、最初は可哀想に思ってほんの少しのお金でもいいからと分け与えるが、ひとりに与えるとそれを見た他の子供たちがどっと取り囲んで、必死になって手を差し出してくる。

子供たちの誰もが飢えており、誰もが施しを求めている。しかし、差し出される小さな手の数を見て、すぐにカネが足りないことに気がつくだろう。

そして、何とかしたいと思っても、どうしようもないことに気がつくだろう。

その場を離れて他の地域に行くと、バスを降りたり、タクシーを降りた瞬間に取り囲まれる。

やはり、ストリート・チルドレンたちの群れだ。歩いていても、食べていても、ずっと彼らは付きまとってくる。外国人がひとりでいると、特にそうだ。

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