◆1970年代。アメリカが「負け犬だった時代」のニューヨークの売春の光景

◆1970年代。アメリカが「負け犬だった時代」のニューヨークの売春の光景

1970年代のアメリカというのは、ベトナム戦争反対から生み出されたカウンターカルチャー(反体制)のヒッピー文化が爛熟し、ドラッグと暴力で自滅していった「暗い時代」だった。

1971年にはヒッピー文化の暗い象徴であるチャールズ・マンソンが、シャロン・テート殺人事件で死刑を宣告(その後、無期懲役)されていた。

政治の世界ではウォーターゲート事件でニクソン政権が追い込まれて1974年に辞任、泥沼と化していたベトナム戦争は1975年4月30日に事実上の終結をみたが、アメリカの敗北だった。

アジアの小国ベトナムに勝てなかったアメリカには不況が押し寄せ、世界は「もうアメリカの時代は終わった」と宣告した。アメリカ人も意気消沈し、ベトナム帰還兵が戦争のトラウマを抱えてホームレスになってニューヨークを埋め尽くした。

1970年代のアメリカはとても暗い時代だった。政治・経済・文化のすべてが停滞し、荒廃し、自信を喪失して苦しんでいた。そんなアメリカの姿を、今のアメリカからは想像できないかもしれないが、当時のアメリカはそういう時代だったのだ。

そして、現代のアメリカの底辺部を貫くドラッグとストリート売春は、この時代に形作られたものである。言って見れば、ドラッグと売春まみれのアンダーグラウンドの「原点」がここにある。

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