東南アジアの女性と日本人を国際結婚させる会員制の「結婚紹介所」が日本にはいくつかある。女性の出身は、タイ、カンボジア、ベトナム、フィリピンと多岐に渡っている。怪しいところもあるのだが、しっかりしたところもある。
こうした結婚紹介所を利用して結婚する日本人男性に、紹介所のスタッフが必ず説明することがある。それは、「女性が毎月親に仕送りするのを許容し、仕送り金を出してあげて下さい」というものである。
仮にタイ女性と結婚するのであれば、仕送り金の相場は1万バーツほどである。
1万バーツと言えば約3万5000円ほどだが、もし「毎月、女性が親に1万バーツを仕送りする」という条件が飲めないというのであれば、結婚紹介所はその人物を女性に紹介しない。
東南アジアの女性と結婚するというのは、「女性の親に仕送りする」という条件が飲めないとならないのである。
東南アジアの女性たちは、子供は親に仕送りして育ててくれた恩義に報いるのは当然のことと考えている。東南アジアの売春地帯でも多くの女性は、親に仕送りをするために身体を売っている。