◆AV女優(2)。「撮られることには、抵抗はないです」

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彼女は多種多様なアダルトビデオに出演しているのだが、これらを見ると「清純なOL」「何も知らないOL」「真面目な秘書」がスカウトされてセックス地獄に堕ちるというシチュエーションが多いことに気付く。

なぜ、そうなのかと言うと、どう見ても彼女の雰囲気からは「夜の女」「風俗の女」のような堕ちた女が持つ陰が見つからないからである。

実際、彼女は私生活でもデリヘルのような風俗もやったことがないし、キャバクラもまったく合わずにすぐに辞めた。プライベートでは家でテレビを見たり、料理をしたりして過ごすことが多いという「普通の女の子」でしかなかった。

そんな「普通の女の子」がアダルトビデオの世界に飛び込んでもいきなり雰囲気が変わるわけではない。幸か不幸か「清純な雰囲気」が残るわけで、そういった清純な女性をめちゃくちゃに犯すというのが彼女の雰囲気では成り立つのである。

彼女の主演している動画のひとつは10人から20人近い男優が、次々と彼女の口の中や膣内で射精するようなもので、こうしたものは確かにアダルトビデオでは定番とは言えども、よくよく考えればそんなものを仕事として受ける女性がいるということに改めて驚く。

「よくそんな仕事を受けましたね」

私が言うと、彼女は口を押さえて笑った。

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