ブラックアジアでは2015年から「ブラックアジア・イン・ジャパン」として、日本の風俗の中心となっているデリヘルを取り巻く状況や、デリヘル嬢と実際に会って話を聞いたり関わったりした記事をたくさん書いてきました。
この中から、実際にデリヘル嬢が自らを語っている内容の部分を抽出して一冊の電子書籍としてまとめ、『デリヘル嬢と会う 〜彼女は、あなたのよく知っている人かも知れない〜』と題してアマゾン・キンドルにて刊行しました。
アマゾンのページはこちらです。
デリヘル嬢と会う
日本の風俗に関しては、私自身はこの「ブラックアジア・イン・ジャパン」を始めるまでまったく何も知らなかったので、実際に彼女たちと関わるまでどんな世界が待っているのかまったく分かりませんでした。
私自身は自分の好みや関心が東南アジアの女性たちに偏っているので、日本の女性たちとはうまく関わりを持てないのではないかと恐れている面もありました。
日本の真夜中の世界がどうなっているのか、デリヘルというのはどんな世界なのか、そもそもどうやって女性を呼べばいいのか、それすらも分かりませんでした。
そんな中から現在までに手さぐりで30人以上の日本女性に会ってきたのですが、そこから22名の女性を取り上げたのが本書です。かなり濃い内容に仕上がっていると思います。
『デリヘル嬢と会う』ダウンロード先
デリヘル嬢と会う
彼女は、あなたのよく知っている人かも知れない
本書で取り上げた女性たち
・デリヘルの女
・中卒であることを気に病む
・援助交際から風俗
・太客(ふときゃく)
・パネマジの女性
・鬱病の母、兄の性的な問題行動
・美しき高級デリヘル嬢
・「熟女」
・巨大な鯉を背負った女
・身長180センチの女
・金銭感覚
・普通の主婦を抱く
・「聖水しようよ」
・外国人の男を相手
・誰が彼女を風俗に堕としたか
・フェラチオができない
・臨月の風俗嬢
・超熟女
・OLデリヘル嬢
・本指名トップの女
・転々虫
そんな私が日本女性に関心を持つようになりました
ブラックアジアは東南アジアや南アジアの女性たちにどっぷりと浸っているサイトだったのですが、それなのに日本の風俗や日本の女性のことを取り上げるようになったのは、もちろん大きな理由が存在します。
それは、いよいよ日本の女性にも「貧困が忍び寄るようになっている」ことを感じるからです。
独身女性の3人に1人が貧困であるとか、年収が200万以下の女性も珍しくなくなったとか、ブラック企業にいいようにこき使われて過労死や自殺に追い込まれたという暗いニュースが日本を覆い尽くすようになっています。
こうした中で、普通の女性がセックス産業に流れるようになっている現実が出てきています。つまり、貧困で女性がセックス産業に堕ちるようになってきているのです。
これは、まさに私が東南アジアで見てきた光景とまったく同じものであったわけです。
東南アジアで起きていた「貧困からセックス産業へ」という流れが、日本女性もなぞるようになったというのが私にとっては大きな関心となりました。
だから、私は「日本で起きていることを実際に知りたい」と思うようになり、自分なりの方法で女性とコンタクトを取って会うようになっていきました。
本書『デリヘル嬢と会う 〜彼女は、あなたのよく知っている人かも知れない〜』は、その過程で生まれたものです。日本の社会の裏側で女性に何が起きているのかを、ひとつひとつ拾って書いています。
東南アジアの売春地帯に浸りきっていた私が、日本女性に関わるということに違和感を感じる読者もいます。
しかし、私が日本女性に関わるようになったというのは、日本の社会がゆっくりと貧困を取り込んでいる証(あかし)でもあると考えてもいいのかもしれません。
私は貧困がもたらす社会的矛盾や、貧困が生み出す暴力や、貧困に堕ちた女性の地獄に深い関心を持つ人間です。そんな私が日本女性に関心を持つようになりました。
これは、最初の一歩です。是非とも読んで頂ければと思います。
このサイト『ブラックアジア』は、もちろん東南アジアを含め、世界中で起きている女性たちのアンダーグラウンドや世界の地獄を扱っています。
傾城さんプレゼント企画ありがとうございました。先日出張する予定がありましたのでスマホのキンドルで読ませて頂きました。一度読んでいるのですが電子書籍で読み返すと全然ベツモノに感じますね。おかげで夜には思わず出張先でデリヘルを呼んでしまいました。(おいおい)
傾城さんはもうデリヘル嬢の続きは書かないんでしょうか。私は東南アジアに縁がなくて日本の風俗ばっかりなのでデリヘル嬢の続きを書いて欲しいです。そのため会員登録しまいた。なのでこれからも続きを書いてもらって第二弾〜第三弾を期待しております。大変だと思いますが、そういう読者もいること忘れないで下さい。次回はきちんとお金を払って買うつもりです。デリヘル編好きです。
鈴木様
上の方も書いておられますが、私もデリヘルの話を読みたいと思ってブラックアジアに会員登録の継続をしました。会員登録したら鈴木さんがまったくデリヘルの話を書かなくなったので当惑しております。もう関心がなくなったのか心配です。再開を強く求めたいと思います。
デリヘルの話を読みたいファンより
u11u97ssmiさん
tnu9s7t5m2さん
夜の女たちを追うのは私の人生です。ブラックアジアの原点もまた夜の女たちを追うことにあります。夜の闇の中でじっとこちらを見つめる目、女という圧倒的な存在。私をつかまえて離さないセックスの臭いがする女たちから私が逃れられるわけがありません。私のアイデンティティはここにあります。関心があるかないかを超えて、彼女たちの存在は私の人生をずっと支配しています。
どんな形にしろ、これからも夜の女たちとの関わりは続きます。
どうぞ、ご心配なく。
【鈴木傾城】
鈴木さん、力強い御言葉ありがとうございます。
鈴木さんと夜の女のかかわりの記事楽しみにしてます。
デリヘルの話を読みたいファンより