◆私自身が「まだ」インドという国に投資したくない理由とは

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中国は依然として世界にとって巨大市場なのだが、毎年7%を超えるような高度成長はすでに終わっており、今後は成長鈍化に苦しむことになる。

中国の成長が鈍化すれば、当然のことながら欧米の多国籍企業の成長もまた鈍化する。

そのため、欧米の多国籍企業は次の開拓地(フロンティア)を探し求めているのだが、注目されていたブラジルは政治不安と治安悪化で失速し、ロシアは欧米と敵対し、南アフリカとその背後に連なるアフリカは離陸しそうにない。

しかし、一国だけ「次のフロンティアになるのではないか」と期待され、見込まれている国がある。

それが、インドである。

インドは2014年から経済成長率が毎年のように7%を超えており、事実上の高度成長期であると考える人もいる。この広大な国が経済的に離陸したら、そのインパクトは中国に匹敵するものとなる。

何しろインドの人口は2017年現在、13億2400万人である。

あと5年から6年で中国の人口を追い抜く。中国の人口を抜くということは、要するにインド人が世界最大の人口を擁する国になるということだ。

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