米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが、中居正広という52歳の男を巡る女性トラブル騒動と、フジテレビの女性アナウンサーとの上納問題で、フジテレビの対応がコンプライアンスに則っていないと激しく糾弾している。
私自身はテレビにはまったく関心がないのだが、52歳の男性タレントが女性トラブルで約9,000万円の解決金を支払って示談した事件はかなり大きく報道されているので関心はないながらも知っている。
この事件に絡んで、2021年冬、都内の高級ホテルでおこなわれた飲み会のほうも炎上している。この飲み会は、フジテレビの幹部が設定したもので、現役の女性アナウンサーが参加を強いられたと報じられている。
飲み会の詳細によると、女性アナウンサーは当初レストランでの会食を想定していたが、実際にはスイートルームに案内された。部屋には同局番組のスタッフらがピザやシャンパンを用意しており、中居氏と別の男性タレントが到着したあと、幹部から男性タレントの近くに座るよう促されたという。
酒が進むにつれ、参加者が徐々に退出し、最終的に女性アナウンサー2人と中居氏、男性タレントの4人が残った。そのあと、寝室から全裸の男性タレントが手招きする場面があったと報じられている。
この一連の出来事について、告発した女性アナウンサーは、幹部の行為を「女性アナをいかがわしい接待の道具として使い」「本当に卑怯な手口」と非難している。
一方、2023年6月に発生した中居氏の女性トラブルに関しては、被害を訴えた20代の女性が、事件直後にフジテレビの女性アナウンサーに被害を報告し相談していたことがあきらかになった。
フジテレビは当初、社員の関与を否定していた。しかし、新たな報道により、フジテレビの幹部が中居氏と女性アナウンサーとの会食を設定していたことがあきらかになり、事態は複雑化している。
女子アナウンサーは接待の道具として使われており、テレビ局には未だに稼ぐタレントや幹部に対しての「上納システム」があることが明るみに出た。
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