◆日本でも銃が蔓延し、銃撃事件が多発する社会になっても不思議ではない理由

日本は銃器が普通では手に入らない。反社会的勢力のあいだでは裏側で秘かに流通しているのだろうが、普通の人がそれを手に入れようと思ったら大変だろう。しかし、この状況はいずれ変わるかもしれない。

日本国内で、誰でも銃が持てるようになって、銃による犯罪が増えていくというと、今は荒唐無稽な感じもするが、ゴースト・ガン(追跡不能の銃)がそれを実現する可能性は十分にある。

「ゴースト・ガン」は、主にアメリカで使われている言葉だ。アメリカで「ゴースト・ガン」が広く知られるようになったのは、銃犯罪の増加がますます深刻化していった2010年代あたりからである。

ゴースト・ガンとは、追跡不可能な自作銃器の総称であり、その存在は銃規制に対する大きな穴を突いている。通常の銃と異なり、ゴースト・ガンにはシリアルナンバーが存在しないため、捜査当局が犯罪を追跡することが著しく困難である。

こうした無番号の銃は、3DプリンターやDIYキットを利用して容易に製造可能であり、特に若者や犯罪者が手に入れる手段として急速に広まった。それが2010年代頃からで、最近はますます深刻化している。

乱射事件が多発するアメリカでは、合法的な銃購入で人物チェックや長期間の待機が必要となっていったのだが、ゴースト・ガンはその過程を回避する手段としてアンダーグラウンドの人間たちには魅力的に映ったのだ。

製造方法は、部品をオンラインで購入し、それを組み立てるだけという非常にシンプルなもので、YouTubeなどでは20〜30分程度で組み立てる方法が公開されており、アクセスのしやすさが犯罪者にとって都合の良い選択肢となっている。

バイデン政権はゴースト・ガンに対する規制強化を2022年4月に発表し、キットにシリアルナンバーを付与することや、販売者に対してはライセンス取得を義務づけた。しかし、アンダーグラウンドの人間がそんなものを守るわけがない。

誰でも闇で作れて殺傷能力もある。それはアンダーグラウンドの人間にとっては、実に便利なものであった。

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コメント

  1. 匿名 より:
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