◆盗撮ハンター。盗撮した男からカネを騙し取る金額が100万円なのは理由がある?

◆盗撮ハンター。盗撮した男からカネを騙し取る金額が100万円なのは理由がある?

ここ数年、アンダーグラウンドの世界で秘かに広がっている犯罪が「美人局(つつもたせ)」と「盗撮ハンター」だ。この2つは違う種類のように見えるかもしれないが、どちらもよく似ている。

最近、新宿の大久保公園もそうだが、いくつかの都市の繁華街のラブホテル街が近いところで素人の未成年の女の子がよくストリート売春のために立つようになっている。サラリーマンなどのカタギの男が、そういう未成年の女の子に声を掛ける。

すると、女の子は物陰に男を連れて行って、そこで「お金を払ってください」と言い出す。男がカネを払ったのを見計らって、数人の男が急にやってきて「彼女は未成年だ」「彼女はオレの女だ」「お前は未成年の女の子を買うのか、犯罪だぞ」と言いがかりをつけ、恫喝する。

「警察に言ったら、お前は逮捕される。新聞に載って人生終わりだ」と脅す。そして、カネをふんだくる。それが最近よく見かける美人局である。「美人局」という言い方は昭和の時代からある古い言い方なのだが、それを今の半グレもそのまま使っているのがおもしろい。

盗撮ハンターというのは、盗撮している男を盗撮して脅す手口である。女の子にわざと盗撮ができそうなミニスカートなどをはかせ、コンビニや駅や本屋などでスキを見せながら歩かせる。そして、カタギのサラリーマンなどにわざと盗撮させる。

男たちはそのサラリーマンの後を尾行して、ひとけのないところで「ちょっと待て、お前、盗撮していただろう。証拠はある。これを警察に出したら、お前の人生は終わりだ」と脅してカネを巻き上げる。

最近、こうやって盗撮ハンターをしてカネを巻き上げていたワルどもが逮捕されて、改めて「盗撮ハンター」に焦点が当たっている。

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